■診療科目
大腸肛門科

■専門分野

1.肛門疾患全般

いわゆる“痔”―痔核(いぼ痔)、裂肛(きれ痔)、痔瘻(あな痔)―の診断と治療
出血、痛み、かゆみ、残便感など様々な悩み相談と治療

2.大腸疾患と大腸検査および内視鏡治療
大腸がん、大腸ポリープ、大腸炎などの大腸疾患の診断と治療
便秘、下痢、過敏性腸症候群などの便通の悩み相談と治療


診療時間
(受付時間)
9:00〜12:00
9:00〜11:30)

×
13:00〜17:00
(13:00〜16:30)
× ×
休診日:木曜日、祝祭日


■診察の仕方
目による診察(視診)、指で肛門・直腸を診察(肛門直腸指診)、直腸肛門鏡による診察を行います。

■診察体位
ズボンやスカートは脱がずに、そのまま診察台に上がっていただき、右を下に膝を曲げて横を向き、お尻を突き出すようにしていただきます。


肛門の治療
肛門疾患の8〜9割は薬による治療や食事・排便指導で改善します。しかし、病状によっては手術が必要なこともあります。

肛門の手術
日帰り手術、2・3日の短期入院や1週間から10日前後の入院まで病状によりさまざまです。手術に合わせて麻酔も、局所麻酔、仙骨硬膜外麻酔、腰椎麻酔などを選択します。
手術はうつ伏せになって、開脚した状態で行います。
手術時間は5分前後の小手術から20
30分(麻酔の時間も入れて3045分)ほどかかるものまであります。


■大腸内視鏡検査[予約や手続きは不要]
多くの医療施設では検査は予約制を取っております。しかし当院では内視鏡挿入の技術的な面および内視鏡洗浄を確実に行えるシステムを導入し予約なしでの検査を可能にしました。
ただし日曜日は診療が午前のみのため予約制とさせていただき、ご自宅で腸管洗浄剤を飲み来院していただきます。

[1]スコープの消毒は、お一人毎に行います。酵素洗剤を用いて丁寧にブラッシングを行い、自動洗浄器にかけ、最後にアルコール乾燥を行います。日本消化器内視鏡学会のガイドラインにそった消毒です。
自動洗浄器は、ジョンソン・エンド・ジョンソン社のエンドクレンズを用いています。

[2]大腸検査を行うには、大腸の中の便を出して、きれいにしなけばなりません。一般的には、現在普及している腸管洗浄剤を用います。朝食を抜いていただき(透きとおった飲み物の制限はなし)、来院していただければいつでも当日の検査をお受けします。
ただし検査前日の食事は、軽めの方が望ましく、食物繊維の多く含まれる食物(青野菜や豆類など野菜全般、雑穀、海藻、きのこ、こんにゃくなど)や種の多い果物はなるべく避けていただいた方がいいです。

■大腸内視鏡検査の準備
[1]朝食を抜いて来院していただき、腸管洗浄剤で処置を始めます。腸管洗浄剤は1.5〜2時間かけて2リットルを飲んでいただき、5回以上排便があり大腸はきれいになります。時間の無い方は、ご自宅で飲んできていただければ、来院後すぐに検査いたします。便がすべて出るのにかかる時間は、早い方だと2〜3時間ですが便秘のひどい方は4〜5時間かかることがあります。
腸管洗浄剤が飲めない方は検査前夜に別な下剤を飲んでいただき、検査前に浣腸するなどの方法で行います。お急ぎの方は浣腸のみでの検査も行いますが下部大腸(全大腸の1/2−1/3)くらいの観察になってしまうことが多いです。

[2]検査に要する時間は10〜15分です。ほとんどの方は痛みもなく注射や点滴はせずに検査が終わります。しかし大腸の緊張の強い方や癒着のある方で、まれに痛みの強い方は腸の緊張を取る薬や鎮静剤・鎮痛剤を使用することもあります。鎮静剤や鎮痛剤を使用した場合は検査終了後1-2時間ほどお休みいただき、ご帰宅いただきます。
ご自分の大腸の様子はモニターで確認していただけますので結果はそのときにわかります。

■大腸ポリープが発見された場合切除可能な場合はその場で切除します
大腸ポリープ切除は全く痛くはありません。しかし切除後、腸を安静にするため、食事・アルコール制限や運動の制限をしていただく必要があります。
お仕事などの関係でその時に切除できなければ日を変えて行います。
ポリープの大きさや数によっては入院が必要な場合もあります。


■入院食事栄養費(I)算定施設
常駐の管理栄養士が献立を作成し、院内で調理いたします。暖かいものは暖かく、また冷たいものは冷たい状態でお出しします。食事・栄養指導も行っております。大腸炎、過敏性腸症候群、便秘などの方に、適切なアドバイスをいたします。


■カルテ開示
カルテ開示は、現在徐々に普及しつつありますが,まだ完全開示に至っていません。 カルテはもともと患者様の個人データであり、患者様お1人お1人に帰属するものだという事を忘れてはなりません。 医師との信頼関係のもとで、データを共有し、カルテには症状や治療法、指導内容などを記録して残し、必要に応じてその内容を提供するのは当然のことと思われます。

■セカンドオピニオン
治療法などについてセカンドオピニオンを希望されるのであれば,情報の提供を惜しみません。